ネトウヨ大百科掲示板 361811

ブログ「ネトウヨ大百科」の掲示板です。
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政治、社会問題、心理学のジャンルであれば、自由にスレを立てていただいて結構です。


ネトウヨ界隈に急増中の反香港デモ派

1:S :

2020/06/02 (Tue) 08:02:23

この一ヶ月、自粛中の5月期はネトウヨウォッチャーにとって色々と興味深い事象が様々に観測できた時期でしたが、
皆さんはどうお過ごしでしたしょうか?
ぜひ管理人さんや皆さんに注目していただきたい話題を投下します(できれば管理人さんにも記事として取り上げていただきたい話題です)。

皆さんは香港デモってご存知ですよね?去る5月の終わりについに中国政府が『国家安全法』なる悪法を施行しました。
それに対して、当然我が国のネトウヨ界隈からも反発の声が上がるか…と思われたのですが、上がったには上がったのですが、興味深い事象が起きました。
ネトウヨの中に、反香港デモ論が目立つようになったのです。

特に、ある歯科医らしきネトウヨが、香港デモの中核に立つ香港衆志の中心メンバー、周庭(アグネス・チョウ)氏に『デマ(陰謀論)』で絡みました。
https://twitter.com/chowtingagnes/status/1266207704877391873
https://twitter.com/4kametar/status/1267441418764578818

今もツイッターの検索候補には『周庭 スパイ』『周庭 嘘』『周庭 怪しい』などと表示されてしまう状態です。

さらに、つい先日アメリカのミネソタ州で警官による黒人暴行事件に端を発した暴動が起きましたよね。
それに対し、トランプ大統領がANTIFA(アンチファ)をテロ組織認定して、にわかにネトウヨ業界が活気付きました。
アンチファは日本の左翼界隈とも根深い関係があるグローバルな市民組織(ぶっちゃけ誰でも名乗れる)だし、いわゆるしばき隊のような過激派左翼、行動左翼に分類される武闘派です。
抗議行動に際しては怒りによるデモや暴動も辞さない、実力行使で主張を訴える、という腕力集団です。

確かにそういう先鋭集団に対しての見方や評価は様々あるし、香港デモも一部が香港衆志のコントロールを離れて暴徒化してるのは事実ですが、
今度はネトウヨ界隈に『香港デモもジョージ・ソロス』なる根拠不明のデマ(噂)が飛び交うようになりました。
ジョージ・ソロスというのは件のミネソタ暴動の仕掛け人とみなされているアンチファの一員です。

結果、香港デモはアメリカの左翼が仕掛けた、だの(日本のSEALDsが香港衆志と友好関係にあるように、そりゃ世界中の民主派リベラル勢力はデモ側の味方だし、交流するだろうと思います)、
逆にちょっと前まではCIAが仕掛けた(そして周庭氏はCIAのスパイ扱い)だの、NED(全米民主主義基金)なる組織に操られてるだの、
ありとあらゆる素っ頓狂な陰謀論のデパートと化した状態になってしまいました。
はっきりいってまあ、日本の恥だと思います(SNS民度の低さ、知的水準の低さを露呈しちゃってて)。

そしてこの現象を注意深く、冷ややかに観察していると、あることに気づきます。
『ネトウヨの媚中派の増加』です。
それまでは猫も杓子も中国叩きだったネトウヨに、確実に中国に甘い論調(特に香港への白色テロ・強権政治容認論)が出てきているのです。
これには以下の様々な理由が考えられます。

・安倍政権が媚中路線的だから、合わせざるを得ない(中国批判を控える)。
・中国の反リベラル反民主的な強権政治、巨大政党主義の大きな政府社会主義、愛国民族主義による国粋全体主義は、ネトウヨとしても理想とする政治形態であるため、批判や否定が難しい。
・本来の反米保守的な古典右翼的思想と、媚中路線(アジア主義、反欧米リベラル思想)は相性が良い。
・単にリベラルが嫌い(中国憎しよりリベラル憎しが勝つ)。
・アメリカに対するスネ夫(従米)から、中国に対するスネ夫(媚中派)に転向。

それと反ネオリベ的な陰謀論者がやたらと香港デモ批判(陰謀論)を垂れ流してるのが目立ちます。
同時に、こういう反ネオリベ思想の濃い保守層は、それまでの親米従米ネトウヨと違い、本来の右翼や保守左派みたいな反米保守色が強いです。
アジア主義的で反欧米志向が強く、ついでにロシアとプーチンに対しても好意的な評価をしてる人がやたらいる(北方領土の件に対しても安倍にもプーチンにも怒らない)。
ただ、トランプに対してだけは反ネオリベという見方で高評価(アメリカをロシアや中国のような、反リベラル反グローバルな国粋社会主義に変えてくれることを期待してる模様)。

結果、ネトウヨも反中・親香港デモ派と、媚中・反リベラル・反香港デモ派の、真っ二つに分かれてる様相です。
ただ、問題は後者の方がさらにカルト濃度が高くて、病的な陰謀論者が多すぎること。
まさかネトウヨの内ゲバを比べて、片一方が片一方のネトウヨよりマシに感じる時代が来るとは思いませんでした。

皆さんはこの問題、どう思われますか?
私は、日本の内部から媚中世論、中国迎合の空気が作られることで、ますます中国の横暴、権力拡大の暴走をけん制できなくなると思うので、割と由々しき問題だと感じてます。
大げさじゃなしに、それこそ今度は日本側が満州のような立場で、中国の国家社会主義イデオロギーに日本も同一イデオロギーの同盟圏・連帯国として取り込まれてしまうように感じます。
27:S :

2020/06/13 (Sat) 07:13:12

>>24-26
まあ踏み絵を踏まされた形でしょうね。私は日本一国で大国中国に対抗してリベラリズムを守るのは難しいと思いますが、
冷戦時代がそうであったようにアメリカ・欧州の西側と連合を組んでリベラリズムを守るしかないでしょうね。

安倍政権はこのまま中国にすり寄って日本を親中路線に傾かせてそっちに比重を置かせていくか、それとも旧来通りの欧米リベラルに身を委ねた(悪い言い方をすれば支配された)構図を無難に守っていくのか、
コロナ騒動の今ちょうど選択の分水嶺に立たされていたんだと思います。

安倍政権の本音としては『脱リベラル』でしょうね。彼らの『戦後レジームから脱却する』という大目標と合致しますから。
当然、中国は自分たちについてくる気を示していた日本の安倍政権に圧力をかける。
今日本経済ってアメリカへの依存以上に中国ありきですから、中国との関係をこじらせると安倍政権の重要な支持支柱である経団連が黙っちゃいない。
なにより、イデオロギー上も安倍政権が本気でリベラルや民主主義を経済的損失を被ってまで体を張って守りたいとは思っていないでしょう。

とはいっても安全保障も米国に依存してる以上、現実的にアメリカまで敵には回せない。そもそも、そのためにアメリカは昭和から日本に基地を置いてると言える(中国・ロシア側に日本が寝返らないように)。
でも、ほとぼりが冷めたら日本は再び中国のご機嫌を伺って、何とかして習近平訪日を実現させようと躍起でしょうね。
今日本は表面的には旧来の欧米リベラル国に従うそぶりを見せつつ、せっかく築いた中国との関係も壊したくない。
うまいことどっちつかずのコウモリを演じきって、欧米とも中国とも適正な距離を保ちつつ器用に立ち回り、いいとこ取りのつまみ食い外交をやろうとする。
それ自体は両者から挟まれた日本の立場に合わせた選択として決して間違ってるわけではないと思います(国益重視ってやつの結果です、信頼はどっちからもされないだろうけど)。

ただ問題は安倍政権がリベラルや民主主義を本気で守る気がない政権、ってところですね。
あくまで利害で立ち回ろうとしてるだけに過ぎない。
そして西側リベラルのリーダー国アメリカのトップがトランプであること。本来、リベラリズムを命をかけて守ろうと音頭をとらなければならない、先頭に立って走る人物が、別にリベラルを守りたくて中国と戦ってるわけじゃない人物。
あくまで自国の利益と、人種差別的偏見・レッテル(レイシズム)と、感情で中国と戦ってるだけのタカ派。
本人自身は自国のリベラルを嫌って弾圧するレベルでイデオロギーとしてはリベラルを擁護、守ろうとはしていない。
こういう人物が束ねている香港支援なので、香港デモの見方に対しても混乱がある(ネトウヨのように、反リベラルなのに香港を支援する、という矛盾で摩擦が起きる)。
単なる、中国とトランプのエゴの衝突、ナショナリズムの衝突にすり替えられかねない。

日本が中国に擦り寄らざるを得なくなってるのは、大百科初心者さんがお感じの通り、トップがトランプになったことでアメリカと世界中のリベラルが混乱迷走したからでしょう。
日本はその隙に、安倍政権が戦後体制からの脱却と称して、戦後リベラル・民主主義の放棄を目指し、中国に擦り寄る。
でも現実的には、日本が脱アメリカ支配を目指して代わりに中国にベッタリ依存していく安倍媚中路線の完全実現は難しいでしょうね、基地がある限り。
皮肉なことに、日本に米軍基地があるから、安倍政権の脱リベラル・中国への日本身売りは、完全には達成されないでいると言えるかも。
そういう意味では保守層・ネトウヨが主張する基地のおかげで日本が中国に取り込まれないでいる、という主張はあながち間違ってもないとも言えますね(だからと言って沖縄の人々は負担と犠牲を強いられてるし、アメリカに身売りしてるに等しいわけだけど)。

日本は今後、このままアメリカリベラル経済に取り込まれたままでいるか、『戦後レジームからの脱却(脱アメリカ支配、脱戦後リベラル)』で独自路線、社会主義寄りの日本(媚中親中)を目指すのか。
今後もずっと選択を迫られ続け、振り子のように指針は左右に振れ続けると思います。
社会主義寄りの安倍政権である限りは『隙あらば脱リベラル、隙あらば中国追従』をしたがるでしょうね。
今日本が中国批判寄りの姿勢を欧米からの同調圧力に飲まれて歩調を合わせ始めたのは、欧米を無視できず、裏切れない弱腰な立場からで、
欧米リベラルの力が再び中国より弱まれば、また中国寄りの姿勢を見せると思います(今はコロナで中国の勢いが弱ってる)。
『経済繁栄ネットワーク』構想も、つまるところ西側グローバリズムで中国と対抗しよう、ということですよね。
私はそれ自体は間違っていないと思いますが、主導権を握るのはアメリカだし、引き続き米国支配とグローバリズム・新自由主義的経済はこれでこそ続く。
ネトウヨは反中というだけで単純に喜ぶかもしれませんが、ネトウヨが嫌うグローバリズム経済・ネオリベ経済はますます進む。

私はこういう中国への対抗を現代版の大東亜共栄圏として、先手を打って日本が音頭をとって、日本が主導権を握ってやってほしかったですけどね(リベラル政権だったらそれが可能だったと思う)。
TPPをトランプ政権に潰されて、日本主導でやれなくなっちゃったのが大きかったんでしょうけどね(そして安倍政権の媚中脱トランプもあの辺から始まったと思う)。
一つ言えるのは、外交の安倍と言いつつ日本はアメリカに対しても、中国に対しても、何も主導権を握れてなくて、両者の顔色伺いながら右往左往して立ち回ってるだけ、という事実でしょうか。

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